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ひとりごと

ただオタクがわめくだけ。

七月隆文『天使は奇跡を希う』

こんにちは

井上由莉耶さんについて記事を更新してからたくさんの方にあの駄文を読んでいただいたみたいで、嬉し恥ずかしです…

 

さて、今日は買ってからずいぶん時間が経ってしまったけれどずっと読みたかったこの本です。

 

七月隆文『天使は奇跡を希う』

 

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まあなんと言いますか、本当に天使のお話でしたよ、、、

 

この人の話のすごいところは、結構強引に見える設定をサラッとやってしまうところ。

あと誤解を恐れずに言えば自分の作風が好きな人だけ読んでくれればいいよと思ってそうな雰囲気。笑

話の展開はなんとなく『ぼく明日』に似てるし、こういうSFちっくなのが好きなんだろうなあ。

そして話全体に流れる緩い空気感。

後半シリアスな場面が来ても揺るがないこの空気が本当にすごい。

 

奇跡をおこしたい女の子の切実な思いが伝わってくるしまじこの子何もんなんだって思うわ。

私が同じ状況だったとして、絶対に彼女のような行動はとれないし、彼女だからこそ、そして奇跡を願う目的が彼だったからこそ、この物語は完結へ向かっていくことができたんだろうなあ。

 

時々物語の批評とかで「なぜ彼と彼女でなければいけなかったのか」って理由付けを欲しがる人がいるけど、それってすごいナンセンスだと思う。

人と人の出会いって一期一会なわけで、それ以上でもそれ以下でもない

だからこそ美しいのであって、そこに理由を求めたらそれだけで話が汚くなってしまうのですよ。

 

私も奇跡を起こして第一志望内定がほしいです。

 

 

天使は奇跡を希う (文春文庫)